対話と協働を実践する場として

正会員の主体的な活動の場はワーキンググループとその下部組織であるユニットです。特定の事業や課題に対しては個別に設定されるタスクチームやプロジェクトで対応してまいります。また、選挙で選ばれた理事による理事会はすべての活動を支える基盤であり、さまざまな意思決定を行っています。

JAASの組織体制

JAASには日常的な活動の場としてワーキンググループ(WG)という枠組みがあり、「イベント WG」「研究環境改善 WG」「広報アウトリーチ WG」「社会連携 WG」「総合 コミュニティWG」「リサーチ WG」という6つのWGが設置されています。WG内にはユニット (unit) があり、各WG が掲げる目的を実現するために具体的な取り組みを企画し、活動しています。 WGおよびユニットの活動に参加できるのは正会員のみですが、参加は強制ではなく、各自の自主性が尊重されています。

各ワーキンググループのご紹介

イベント WG

イベントWGでは、JAASの使命である対話を通じた科学技術の振興を目指し、対話の場として科学をテーマとする様々なイベントを企画・開催していきます。科学に関わるすべての人々が対話し、また科学技術の振興のために何をするべきかを議論することで、仲間を集めながら実際に行動することを促します。さらに、イベントの具体的なアイデアや動機をもつ方々が、実際に企画・開催していくための受け皿としても活動していきます。

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研究環境改善 WG

日本の科学を取り巻く環境・仕組みの改善を目指します。特に、日本の科学の危機の大きな原因と考えられているキャリアパス問題、基盤的研究費の問題などについて、サステイナブルなグランドデザインを検討・提案し、抜本的改善を試みます。

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広報アウトリーチ WG

広報・アウトリーチWGでは、公式情報を発信する広報活動を通して、JAASの存在を社会に周知し、認知度の向上を目指します。活動をともにする会員や応援してくださる方々を増やすことで、科学振興への貢献につなげます。アウトリーチ活動では、JAAS内外の垣根を超えて、科学に関わる多様な人々との対話や相互理解を深めるコミュニケーションを実践する機会を提供します。
これらの活動を積極的に推進する4つのunit が、日本の科学を元気にします!

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社会連携 WG

文字通り、企業や社会と連携をしながら、日本の科学、研究を活性化させるためのWGです。研究を科研費だけではなく、もっと企業から、またはシチズンサイエンス、クラウドファンディングからの新しい研究費の流れを活性化できないか。企業としてもアカデミーとよりうまくつながることで、ビジネスを活性化できないか、キャリアパスとして活性化できないか、を目指します。またシチズンサイエンスの活性化、研究者観点からの教育コンテンツはできないか、様々なミッションがてんこ盛りなのですが・・・様々な事が議論されましたが・・。初年度は、予算やマンパワーとの兼ね合いにより、出来る事から着々とを、モットーに、現時点では大きく3つの unitに集約させて、動いております。

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コミュニティ WG

 コミュニティWGは、会員1人1人が満足のいく活動ができるように、会の運営が円滑に進むように、縁の下の力持ちとしての活動に取り組んでいます。会員同士の何気ない交流を促進する、自分達の興味を発信・共有する場を提供することで、既存のプロジェクトをより良いものにしたり、新たな取り組みへのきっかけ作りになることを期待しています。また、会全体の情報や企画を整理することで、透明性や公平性を担保しながら、円滑な運営のサポートを目指しています。

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リサーチ WG

リサーチWGの目的は、社会で問題となっている課題や当会の委員が問題意識を持つ様々な課題を調査対象とし、JAASの使命を達成するための調査活動などを統括し、調査テーマの募集、実施、結果の公表を行うことです。調査対象となる可能性のあるものとして、科学関係者のキャリアパスやワークライフバランス、科学者とそれを取り巻く社会についての意識などのほか、各国の研究・教育行政、コロナ禍におけるリモート授業の実態などがあります。これらを通して、JAASとしての集合知を可視化していく活動を進めます。

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