イノベーションユース
season3

探究心で未来を照らす、好奇心に火をつける

10代の研究マインドを応援する育成型プロジェクト

研究テーマや研究計画が決まっている方はもちろんのこと
現在取り組んでいる研究のヒントがほしい方や
「アイデアはあるけれど、この内容で研究になるのかが分からない」といった方も大歓迎です。
プロの研究者や教育関係者、企業経営者など多彩なメンターが
みなさんの研究活動をサポートします

What’s New

  • 2024.6.1 : イノベーションユースseason3(2024年度)公式サイトβ版を開設しました

イノベーションユースとは

10代の研究マインドを応援する育成型プロジェクトです。
主役は研究に挑戦する10代の個人またはグループ。
自らの興味関心や問題意識に基づく研究テーマでご応募いただきます。ファーストステージ(書類選考)を通過した後はプロの研究者や教育関係者、実業家など多彩なキャリアを持つメンターが伴走し、セカンドステージ(中間発表)やファイナルステージ(最終発表)に向けて研究をブラッシュアップさせていきます。

プロの研究者や実業家がメンターとして伴走するからできること

イノベーションユースが育む「3O+i」

研究を進める上で大切なのは、日常の事象を自分なりの観点で捉え直す「みる(Observe)」、その本質に迫るために仮説を立てて検証する「ほる(Overhaul)」、本質を踏まえて課題解決のアイデアを考える「うむ(Output)」という3つのプロセス。これらを繰り返した先に「イノベーション」が起こると、私たちは考えます。「みる・ほる・うむ」は研究職のみならず、すべての仕事や活動に必要なスキルです。イノベーションユースでの体験は将来にわたってみなさんの人生を豊かにしてくれることでしょう。
みる
日常の事象を自分なりに捉え直すこと。
あらゆる事象は捉え方によって異なる表情を見せるものです。じっくりと観察したり視点を変えてみたり、過去や未来の姿を想像したり、多角的・多面的に「みる」ことで、いままでとは違う何かを見出すことができます。
ほる
仮説・検証を重ねながら本質に迫ること。
「みる」ことで炙り出された課題や問題を深く掘り下げていきます。なぜそうなったのか、どうしてそれが問題なのか、こういった見方はできないかなどを考察し、仮説と検証を試みることで物事の本質に迫ることができます。
うむ
課題や問題の本質を踏まえて解決策を考えること。
「ほる」ことで見えてきた本質を踏まえて、どうしたら解決できるのか、どうなることが理想的なのかを考えます。アイデアに行き詰まったら、もう一度「みる」「ほる」に戻ってみましょう。何度も繰り返すことでより良い解に近づくことができます。
創造する
課題解決や価値創造を経てより良い社会を創ること。
人それぞれに価値観は違っても、誰もが幸せや生きがいを感じられる、より良い社会を望まない人はいないのではないでしょうか。無理をしたり頑張り過ぎたりすることなく豊かに暮らせる社会を一緒に創造してみませんか。
メンターのサポートを受けながら研究マインドを伸ばしてみませんか

イノベーションユースseason3 参加方法

イノベーションユースの主役は10代のみなさんです。
個人もしくは6名以下のグループでもご参加いただけます。
合計3回のステージを通して研究をブラッシュアップ

開催スケジュール

イノベーションユースでは参加者・参加チームにメンターをご紹介します。
プロの研究者や実業家のアドバイスを受けながら、
セカンドステージやファイナルステージに向けて研究を進めていきます。
2024年
6月~
オンライン説明会
8月1日(木)9月30日(月)ファーストステージ(書類選考)
選考を通過した方には研究テーマなどを考慮し、メンターをご紹介します。メンターとの面談を通して研究をブラッシュアップさせ、セカンドステージに向けて準備を進めいただきます。
11月30日(土)・12月1日(日)セカンドステージ(中間発表)
オンラインで発表会を開催予定です。
2025年
3月15日(土)・16日(日)
ファイナルステージ(最終発表)
オンラインで発表会を開催予定です。
ファーストステージやセカンドステージからの成長度合いや研究に対する姿勢などを総合的に勘案し、優秀者(優秀グループ)には賞状と記念品をお送りします。
挑戦してみたいけど、まだ少し不安な方のために

FAQ

よくある質問をまとめました。
このほかに疑問点などありましたら、お気軽にメールでお問い合わせください。
参加費は必要ですか

無料です。
ただし、研究に必要な資料や資材などはすべて参加者にご負担いただきます。保護者や教員とご相談ください。

1人でも応募できますか

できます。イノベーションユースは10代の個人または6名以下のグループで参加可能です。

小学生の場合は保護者の方の同席が必要です。

大学生や高専生の場合は研究室に未所属の方のみ応募可能です。

研究をやったことがないのですが、大丈夫ですか

大丈夫です。研究テーマがまだ決まっていない場合でも「こんな社会課題を解決したい」「これについて掘り下げたい」などのアイデアがあれば応募可能です。プロの研究者や教育関係者、実業家など多彩なキャリアを有するメンターが、皆さんの研究活動をサポートします。

いま取り組んでいる研究でエントリーしても良いですか

大丈夫です。ただし、学校のカリキュラムや部活動の一環として取り組んでいる場合は教員に、共同研究者や一緒に研究しているパートナーがいる場合は関係者にご相談のうえ、お申し込みください。

応募の際に研究計画書や論文などが必要ですか

不要です。研究を円滑に進めるために提出していただくことは可能ですが、それらの書類がなくても問題ありません。

メンターにはどんな人がいますか
また、どんなサポートを受けられますか

イノベーションユースにはプロの研究者や教育関連の仕事に従事している人、企業経営者、音楽家など、多彩なキャリアを持つ人材が在籍していますので、みなさんの研究テーマや課題感などを踏まえて適任と思われるメンターをご紹介します。

メンターとはオンライン面談やメールでコミュニケーションを取ってください。論文や資料の探し方、アンケートの取り方などの具体的な質問だけでなく、どのようにして研究を進めていけばよいのか、どうしたらテーマをもっと深く掘り下げられるのかといった相談も可能です。

どうしたら高く評価されますか

イノベーションユースは研究成果を競うコンテストではありません。プロジェクトを通して研究内容が進化し、参加者の研究マインドが育まれることを重視します。

イノベーションユース PR動画ver.01 ※音量にご注意ください

お問い合わせ・取材申込み

innovation_youth(at)jaas.science

(at)を @ に置き換えて送信してください

主催:イノベーションユース組織委員会・日本科学振興協会
共催:九州大学アジアオセアニア研究教育機構社会クラスター
協力:文部科学省 トビタテ!留学 Japan
政治社会学会
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