探究サポートラボ
2026
「やってみたい」から始まる、本気の探究。
探究サポートラボは、探究に挑戦する10代に、科学のプロが一人ひとり伴走するオンラインプログラムです。「テーマがもう決まっている」という方はもちろん、「興味はあるけれど、何から手をつければいいか分からない」「このアイデアで研究になるのかな?」という方も大歓迎。
あなたの「なぜ?」「やってみたい!」を、一緒にかたちにしていきます。


主催:NPO法人 日本科学振興協会 (JAAS)
協力:学生団体 BrIDGE
協賛:横浜国立大学
パートナー:

What’s New
| 2026.10.1 | 締切をきちんとお伝えできていなかったため、応募締切を10月7日(水)に延長いたします。こちらのフォームより応募ください。 |
| 2026.9.14 | オンライン説明会の録画の配信を始めました。 |
| 2026.9.10 | 企業・団体パートナー募集を開始しました。 |
| 2026.8.28 | 探究サポートラボに参加するみなさんに活動費を支援するため、クラウドファンディングを開始しました。 『中高生の探究学習を、科学者・研究者が伴走支援。「なぜ?」の可能性を広げる!』 |
| 2026.8.8 | 事前相談ワークショップで使用するワークシートを準備しました。 Excelファイルをお勧めしますが、PDFファイルもございます。 STEP 2まで可能な範囲で記入したうえでご参加ください。 |
| 2026.8.3 | オンライン説明会を8月9日~9月11日に開催いたします。 |
| 2026.7.24 | 探究サポートラボ 2026 公式ページを開設しました。 |
探究サポートラボとは?
探究サポートラボの出発点は、10代の「なぜ?」「やってみたい!」という好奇心です。私たちは、その好奇心を、自分の手で調べ、確かめられる探究へと育てていきます。
みなさん一人ひとりに、大学教員などの様々な科学のプロが「メンター」として、しっかりと伴走します。
探究サポートラボの「メンター」は、一方的に答えを教えたり成果を評価したりする「先生」や「審査員」ではありません。対話を通して、あなたの大きな「なぜ?」を小さな問いへと一緒にほぐし、試行錯誤のプロセスに伴走するパートナーです。

みなさんの好奇心を科学的に地に足のついた形で深めていけるよう、月1回程度のオンラインでの対話(メンタリング)を通じて、じっくり相談に乗っていきます。みなさんの歩みと成長を確かめ合う大切な機会として、11月に中間発表、3月に最終発表の機会を用意しています。
ここは、探究の「成果」を競うコンテストではありません。主役は、自分の興味や問題意識からテーマを選んだ10代のみなさん自身。私たちが大切にするのは、探究の成果だけでなく、「自分がこれから何を学ぶ必要があるかに気づくこと」、そして「自ら考え、工夫を重ねて試すこと」です。たとえ目に見える成果が出にくいテーマでも、その挑戦のプロセスそのものをきちんと大切にします。
失敗を恐れずに未知の課題へ挑み、試行錯誤を重ねながら学び続ける。この姿勢こそ、これからの時代を生きるみなさんを、進路の選択から大学・その先のキャリアまで、長く支える力になると考えています。

伴走モデル:プロ × 大学生 × オンライン
10代の好奇心は、大きくて、つかみどころがないこともよくあります。だからこそ探究サポートラボでは、二つの視点からみなさんに伴走します。
一つは、大学教員などの科学のプロ(プロメンター)。あなたの大きな「なぜ?」を、実際に調べたり試したりできる小さな問いへと一緒にほぐし、これから何を学べばいいか、どんな試し方が有効かを、考える過程に並走しながら一緒に探します。
もう一つは、探究を経験してきた大学生メンター。高校生と大学をつなぐ学生団体BrIDGEと連携し、「高校生に近い目線」で日々の歩みを支えます。
そして、ミーティングはすべてオンライン。住んでいる地域や学校の環境を問わず、誰もが科学のプロと出会い、伴走を受けられます。

開催スケジュール

| 2026年 8月~ | オンライン説明会 こちらのページより参加申込ください。より詳しい情報を説明いたします。 8月 9日 (日)8:00~8:30 8月18日(火)21:00~21:30 8月30日(日)8:00-8:30 9月11日(金)21:00-21:30 オンライン説明会の録画をYouTubeにて配信しております。 事前相談ワークショップ こちらのページより参加申込ください。 「まだテーマがぼんやりしている」「具体的に何をすればいいか分からない」 という方向けのワークショップです。ワークシートを事前に埋めてもらい、探究テーマの立て方や探究の進め方などについて、個別に相談に乗っていきます。 どうしても都合が合わない方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。個別に対応させていただきます。2回あるうちの、どちらか片方にご参加いただければ大丈夫です。また、事前ワークショップにご参加いただかなくても、探究サポートラボに応募いただいて結構です。 9月18日(金)21:00-22:00 9月27日(日)8:00-9:00 事前相談ワークショップへは、事前に、以下のワークシートの STEP 2 まで可能な範囲でご記入したうえでご参加ください。 ワークシート(Excel形式)(おすすめ) ワークシート(PDF形式)(こちらに手書きしていただいても結構です) | |
| ~ 10月7日(水) | 応募期間 こちらのフォームより応募ください。 応募いただいた内容を運営チームで拝見します。採択後、みなさんの「やってみたいこと」や関心に最も合いそうなメンターをご紹介いたします。メンターが決まり次第、いよいよ対話(メンタリング)を通した探究活動への伴走がスタートします。 ※締切をきちんとお伝えできていなかったため、応募締切を10月7日(水)に延長いたします。 | |
| 11月21日(土)~23日(月・祝) | 中間報告会 オンラインで中間報告会を開催します。 コメンテーターや聴衆とのやり取りの中で、日頃担当しているメンターとはまた違った視点からのヒントを得たり、これまでの歩みを自分の言葉で振り返ることで、今後の進め方を整理する機会です。 | |
| 2027年 3月20日(土)~22日(月・祝) | 最終発表会 オンラインで最終発表会を開催します。 探究サポートラボによってどのような成長が見られたか、今後さらにどのような能力を磨いてくとよいのか、メンターから適切なフィードバックができるよう、発表や質疑応答の様子を観させていただきます。この発表をもって、探究サポートラボの修了となります。 |
メンター紹介
探究サポートラボでは、大学教員をはじめとする科学のプロと、探究を経験してきた大学生が、「メンター」として参加します。専門とする分野も、歩んできた道のりもさまざま。あなたのテーマや関心に近いメンターが、探究の隣を一緒に走ります。

酒井 章子
香港浸会大学 大学教員
研究や科学の大事なプロセスに「疑ってみる」ということがあります(批判的思考、とかいったりもします)。教科書に書いてあること、先生のいっていること、そして自分の考えていること。疑ってみることには、エネルギーや時間がいりますが、その先には新しい景色が広がっているかもしれません。そんな景色を見つけるお手伝いができればうれしいな、と思っています。

佐伯 恵太
フリーランス
研究とは、多大な時間を要する営みです。コスパやタイパという言葉が流行している今、なかなかハードルの高いものに感じられるかもしれません。しかし、一度でも自分が「没頭」できる何かを見つけられたなら、そこに費やした時間はかけがえのない財産になります。
AIの飛躍的な進歩により、今後社会全体のあり方が大きく変わっていくことでしょう。どんな業種、どんな仕事に就けば「安心」と言えるのか、わかりません。
そんな時代だからこそ、何かに「挑戦」することが大切で、そこで得られた唯一無二の知識や経験が、未来を切り拓く大きな力になることと思います。皆さんの挑戦を応援しています!

小野 悠
豊橋技術科学大学 准教授
私は都市工学の研究者として、街や社会の現場でさまざまな人たちと関わりながら「問い」に向き合っています。自分自身のこどもも科学が好きなのですが、ただ「すごいな」と遠くから憧れるだけでなく、実際に自分の手や頭を動かして夢中で探究する楽しさを、10代のみなさん全員に体験してほしいと願っています。
探究サポートラボには、みなさんの「なぜ?」「やってみたい!」に本気で付き合ってくれる研究者や先輩たちが待っています。難しそうなテーマでも、答えが分からない問いでも全く問題ありません。
憧れの先にある「本気の探究」のワクワク感を、私たちと一緒に体験してみませんか?みなさんの挑戦を心から楽しみにしています!

岡北 一孝
岡山県立大学 准教授
私は、ヨーロッパの建築や都市の歴史を研究しています。古い建物を見て、その形や材料、そこに刻まれた文字を手がかりにしながら、なぜこの建築はこのようにつくられたのだろうか?とか、人は過去の建築をどのように受け継いできたのだろうか?などと考えています。そのため、建物そのものを観察するだけでなく、古い文献や図面、絵、写真を調べたり、実際に現地を歩いたりすることも、私にとって大切な研究の方法です。
研究の出発点は、身近な「なぜ?」にあります。街を歩いていて気になった建物、昔から残っているもの、いつも見ているのに少し不思議な場所などをよく見て、調べていくと、そこから歴史や社会が見えてくることがあります。
皆さんが見つけた小さな疑問を、一緒に考え、調べることのできる問いへと育てていければと思っています。答えを急ぐのではなく、自分で見て、調べて、考える面白さを一緒に楽しみましょう。

藤田 信太郎
株式会社パソナグループ
みなさんがこれから歩む未来は、まだ誰も見たことのない“未完成の地図”です。
僕はテレビの現場で、漁師や警察官、研究者、アーティストなど、さまざまな人の人生に密着してきました。淡路島や八重山では、地域の人たちと一緒に新しい文化や産業をつくる挑戦を続けています。どの現場にも共通していたのは、「問いを持ち続ける人が、未来を動かす」ということでした。
教科書に書いてあることも、先生が言うことも、そして自分の中の“当たり前”も、一度立ち止まって疑ってみる。
その小さな「なぜ?」が、世界を変える最初の一歩になります。
農家版アカデミー賞を立ち上げる時も、石垣島で伝統文化を未来につなぐ仕組みをつくったときも、始まりはいつも「なぜ?」でした。
問いを持つことは、みなさんだけの“武器”になります。
失敗しても構いません。むしろ挑戦した人にしか見えない景色があります。
みなさんの「やってみたい」を、心から応援しています。

早水 裕平
東京科学大学 教授
私は、分野横断的な研究を行っています。固体物理、ナノテクノロジー、生物工学など、いくつかの分野を行き来しながら研究を続け、現在はバイオセンサの研究に取り組んでいます。
私自身、10代の頃に、大学の先生や研究者と直接話をしてみたかったと思っていました。自分が興味を持っていることについて専門家と話し、知らなかった世界に触れることで、将来や夢をもっと具体的に考えることができたのではないかと思います。
この探究サポートラボで、皆さんが「こんなことをやってみたい」「こんなことを知りたい」と思ったときに、その思いを少しずつ具体的な形にしていくお手伝いができればと思っています。
そして、ぜひ新しいことに挑戦してみてください。研究とは、まだ誰も知らないこと、世界で初めてのことに挑戦する営みです。最初からうまくいく必要はありません。自分の興味を大切にしながら、一緒に考え、一緒に試し、研究を楽しみましょう。

板谷 昌輝
北海道大学 助教
「空はなぜ青いのか」、「心臓はなぜ振動しているのか」、「食物は料理するとなぜおいしくなるのか」。皆さんの身の周りや自然界にはなぜが溢れています。そして、そのなぜの中にはまだまだ現代の最先端の知識を持っていても解明できない謎がまだまだたくさんあります。ということは、みなさんがこの瞬間疑問に思ったことが、大人の科学者の発想を超えて世界で初めてを証明するカギとなることもあります。研究の一つの醍醐味はまさにここです。固定的な考えに捉われることなく、みなさんが直感て的に思うなぜを突き詰めるお手伝いをしていけたらと思います。間違えることは恥じることはありません。大昔は太陽が地球の周りを回っているという説が信じられていたこともあります。大切なのは、その時点で「もっともらしい」ことを「説得力を持って説明できるか」になります。ぜひ、この活動を通して皆さんの信じる仮説を検証するお手伝いをしていきたいと思います。

池下 雅広
日本大学 講師
研究者は、職業ではなく「生き様」だと私は考えています。
「なぜ?」「どうして?」という疑問を持ち、それを自分なりに確かめようと探究を始めた瞬間、皆さんも私たちと同じ研究者です。
新しいことを見つけるのは、決して簡単なことではありません。思い通りの結果が出ないこともたくさんあります。でも、そこから「なぜだろう?」と考え、試行錯誤することこそ、研究の面白さだと思います。
10代の皆さんの柔軟な発想と旺盛な好奇心から、これまで誰も思いつかなかった発見や、未来の新しい技術が生まれるかもしれません。皆さんの「やってみたい」を大切にしながら、その探究を一緒に楽しみ、微力ながらサポートできれば嬉しいです。

谷山 建作
東京大学 特任研究員
研究に取り組む皆さんの中には、「研究者になりたい」という人もいれば「ちょっとやってみよう」という人もいると思います。
研究では、問いを立て、どうすると答えられるかを考え、やってみます。もちろん、予想通りの結果が出ないこともあります。でも、そこで「なぜだろう?」と考え、調べ、もう一度やってみます。その繰り返しの中で、主体性が育まれます。
研究で身につく力は、どんな仕事に就いても、きっと皆さんを助けてくれます。ぜひ、うまくいかないことも含めて、研究を楽しんでください!

峰 宗太郎
病理学・ウイルス学研究者
好奇心、探究心というのは人間の持ちうる動機(ドリブンフォース)の中でも最も強力な物の一つであると思います。どのような人生をおくるのか、何を達成したいのか、何を知りたいのか、そういった目的や目標とともに、好奇心・探究心そのものを見つめることはとても重要であると思います。そして、それらを若いうちから涵養しておくことは将来の、人生における大きな力になると考えています。若いうちから、探求の取り組みを通じて、楽しみながら、真剣に、取り組む甲斐のあることを一杯やりましょう。

天野 正樹
(株)カネカ
「不思議に思うこと、なぜ?、って思うこと」、そこにはもう研究の種があります。教科書を見てもネットでちょっと調べても答えは見つからない、なんかすっきりしない気持ち、ここまで来たらあなたはもう研究のとば口に立っています。
探究サポートラボは、そこで勇気を出して一歩前へ踏み出す皆さんとともにある企画です。道中には思いがけないこともあるものですが、私たちはともに歩みながら一緒にその旅を彩り豊かなものにしていけたらと考えています。
ようこそ!

野口 篤史
東京大学 准教授
教科書を読んだり、AIに知らないことを聞いたりして勉強することも楽しいことですが、この世界・宇宙に疑問をなげかけ答えを知る実験研究もとても楽しい取り組みです。やってみるまで分からない、そういうことはたくさんあります。目の前で起きる不思議なことや、文献にある不思議な現象の秘密を解き明かしたり、人類がまだ誰もできていないことを実現したり。ぜひ、この宇宙の仕組みをハックして楽しみましょう。

市川 洋
海洋科学コミュニケータ
今の世の中、多くの人が「金だけ、今だけ、自分だけ」という風潮に惑わされ、自分を見失って、苦しんでいるように思います。
そうならないように、皆さんには探究活動の中で、いろいろな人と出会い、対話を重ねることを通して、自由な発想につながる「広い心」と「豊かな想像力」を育んでほしいと思います。
そのお手伝いを探究サポートラボでをしたいと思っています。

馬場 基彰
横浜国立大学 准教授
なんのために生まれて、なにをして生きるのか。
なにが君のしあわせ、なにをしてよろこぶ。
ご存じ、アンパンマンのマーチの歌詞です(作詞:やなせたかし)。いまいちど、自分がなにを欲するのか見つめ直してみましょう。好奇心でも、お金でも、名誉でも、家族でも構いません。みなさんがなにをすべきか、みなさんの心の中にヒントがあるはずです。

浅川 寛太
横浜国立大学 助教
私が物理学の研究者を目指したきっかけは、中学校の理科実験の授業でした。仮説を立て、実験によってそれを検証するという経験によって、好奇心が生まれるとともに、この分野なら世の中の役に立てるという自信が育まれたのだと思います。皆様にも探求活動を通じて好奇心や自信を育んでもらえるよう、メンターとして最大限サポートしていきたいと思います。

宮原 聖子
たねまきめぶき代表
10代の皆さんにとって「研究」とはどのように映るでしょうか。色んな人がいると思いますが、中には夏休みの課題でやった自由研究が物足りず、もっと本格的に本格的な道具や方法、時間を使って取り組みたいと思っている人もいるのではないでしょうか。是非、そういった「やってみたい」を応援させてください。素敵な出会いを楽しみにしています。

山中 英治
ITエンジニア歴40年
目標を実現するためには何をすべきか、一つ一つ積み上げていけば必ず何らかの結果を得ることはできます。例え思っていた結果と異なっていたとしても、そこから学ぶ事は多いはず。学びを活かす活動を応援したいと思っています。

藤井 昌和
国立極地研究所 助教
人間って、面白がれるんです。山や空、深海や極域にも、そのネタがたくさんあります。見て、考えて、面白がっているうちに、「なぜだろう」「確かめたい」が自分の問いになります。いつか夢中になれるテーマに出会えますよ。

斉藤 卓也
復興庁 審議官
研究者ではありませんが、行政官の立場からお役に立てることがあれば、お手伝いしたいと思います。

KIWAMU
シンクタンク研究員/元大学教員
私は「研究する」ことも好きなのですが、「研究」そのものが好きということもあり、どうすれば自分や他の人の興味関心のある分野や好きな研究対象を多くの人に共有できるかを考えながら日々ちびちびと活動をしています。
探究サポートラボという場に参加してくれた皆さんとはそんな思いも共有できるのではないかと考えています。
この経験を通して自分なりの「研究」に対する考えやそれの伝え方などを見つけてもらえれば嬉しいです!

太田 義史
(同)公益資本主義実装センター 代表社員
私自身は研究者ではないので、専門知識はありません。
ただ、正解が見えない答えを見つけ出すにため必要となってくる、ものごとの進め方(見立て/段取り/仕切り)と、やり切り方(視点/行動原理)、については、お手伝いできるかなと思って、メンターに応募させていただきました。
そのモヤモヤをカタチにしていく、楽しく不安で息苦しい、そのプロセスをご一緒できることを楽しみにしてます!

吉井 美奈子
武庫川女子大学 教育学部 准教授
10代の頃は、研究や探究より、目の前の受験や日々のテスト勉強のことばかり考えていたように思います。
勉強は苦手でした。大学や大学院で「研究」というものを知り、「自分が知りたいこと、やりたいことの為の”学び”や”考えること”って、なんて楽しいんだ!」と思うようになりました。10代の頃に「研究」を知っていたら、もっと前向きに勉強していたかもしれません。
是非、「研究」の楽しさを知ってください。

雲財 寛
広島大学大学院人間社会科学研究科
私は理科教育を専門に、科学についてどのように学び、考えを深めていくのかを研究しています。「きっとこうなる」と予想して試したら、思っていた結果と違った。そんな「あれ?」は、探究の面白いところです。なぜ違ったのか、ほかの説明はできないか、次は何を確かめようか。自分の考えと実際の結果を行き来するなかで、身近なものの見え方も変わっていきます。みなさんの素朴な疑問を大切にしながら、それをどう調べ、確かめていくか、一緒に考えたいと思っています。みなさんと探究することを楽しみにしています。

大上 能悟
理化学研究所 基礎科学特別研究員
私は、光や量子の世界で「まだ誰も答えを知らないこと」を、理論や計算を使って考える研究をしています。
理論研究では、紙とペンで式を考えたり、コンピュータで計算したりしながら、「こんな状況では自然はどう振る舞うだろう?」と問いを立てます。まだ実験で見つかっていない現象を予想することもあります。
研究の出発点は、「これってどうなっているんだろう?」という素朴な疑問です。そんな「なぜ?」を、一緒に考えたり確かめたりできる問いにしていきながら、「分からないことを楽しむ」お手伝いができればと思っています。
みなさんの「ちょっと気になる」「やってみたい」を、ぜひ聞かせてください。

高瀬 堅吉
大阪公立大学大学院 医学研究科 分子病理学 講師
私たちは毎日、考えたり、感じたり、誰かと関わったりしながら生活しています。でも、「なぜ人はこんな行動をするのだろう?」「なぜ同じ出来事でも、人によって感じ方が違うのだろう?」と考えてみると、身近なところにも、まだ分かっていないことがたくさんあります。
私は、人の心や行動がどのように育ち、変化していくのかを、心理学や生物学の視点から研究しています。人との関わり方や感じ方、行動の特徴が、成長や経験のなかでどのように形づくられていくのかを考える学問です。
研究の始まりは、特別な知識を持っていることではありません。「なんとなく気になる」「どうしてだろう」「本当にそうなのかな」と思うこと。その小さな違和感や好奇心が、研究の大切な出発点になります。
そして研究では、最初に考えたことが正しいとは限りません。予想とは違う結果が出たり、うまくいかなかったりすることもあります。でも、そこから「では、なぜだろう?」ともう一度考えることで、初めて見えてくるものがあります。
皆さんの「気になる」を、調べたり、観察したり、実験したりできる「問い」へと一緒に育てていきたいと思っています。答えを教えるのではなく、一緒に考え、一緒に迷い、ときには予想外の発見を楽しみながら、皆さんだけの探究を進めていきましょう。

いたみ たつよし
SRP教育研究所所長、私立大川学園高等学校評議員
10代の皆さんには、まず好奇心を持ってほしいと思います。インターネットやAIなどの発達によって、手軽に得られる情報が増えてきましたが、調べようと思わないことについての情報を得ることはできません。だから、まずいろいろなことを見聞き体験して、いろいろなことに興味を持って、そして調べてほしいと思います。そしてその中でもっと先に進めていきたいところを見つけること。ここまでは皆さんにして欲しいことです。そのあとさらに調べていき、考えていき、研究していく方法を一緒に考えること、そして分野の最先端を見せること。これが私たちにできることです。
さあ一緒に、研究の世界を広げていきましょう。

藤岡 正喜
大阪公立大学大学院 医学研究科 分子病理学 講師
がんという病気がどうして起こるのか?どうして悪くなっていくのか?といったことを研究をしています。私の研究や理科への興味の始まりは、シャープペンシルの分解から始まり、時計やゲーム機、テレビなどいろんなものを分解して、その仕組みとデザインの秀逸さに心奪われたことです。機械の仕組みへの興味から、病気の仕組みに興味を持ち、今研究をしています。
知りたい!というみなさんの気持ちを応援したいです。よろしくお願いします。

渡邉 文隆
京都大学 成長戦略本部 特定准教授
自分の学校の校則や部活の地域移行について、お気に入りの図書館の老朽化について、おばあちゃんが通う病院の待ち時間について…そんな身近なところにも「科学的に考える」ことのおもしろさや、役立ちポイントは隠れています。この社会や組織はどういう仕組みで動いているのか、これからどうなるのか、どうなっていったらいいのか?そんなことを考えてみるのはとても楽しいことです。ぜひ一緒に考えてみましょう。

林 和弘
文部科学省科学技術・学術政策研究所
知識の表現と共有が論文からデータに移り変わり、研究のプレイヤーが市民にも広がり、さらにAIが加わることで、知識の形成の在り方と波及が根本から変わろうとしています。そのような潮流の中、科学や社会はどのように変わり、その変化を支える研究の姿がどのように変わるのか、あるいは、どのように変えていったらよいのか。興味のある方がいらっしゃたら一緒に明日の研究の姿を考えましょう。

内村 直之
フリーランス科学ジャーナリスト
物事を遠くから、近くからじっくりと見て、自分の頭で考え、それを誰もがわかるように言葉にしよう。さらにいろいろな人の話を聞き、考えて、自分を作り上げていこう。

越後 巧
株式会社GEクリエイティブ /市民活動:藤棚新聞
観察・仮説検証・解決アイデアまでできたら社会実装させてみませんか。事業として離陸して初めてイノベーションと言えるものになるので、ぜひ皆さんとそれを目指しましょう!

久保 結丸
沖縄科学技術大学院大学 主幹研究員
夢中になれる研究テーマに出会ってください!

中堤 基彰
欧州X線自由電子研究施設(European XFEL) シニアサイエンティスト
博士学位取得後、約20年にわたりヨーロッパで研究活動を続けてきました。専門はX線自由電子レーザー(XFEL)、高強度レーザー、レーザーナノ加工、レーザー核融合、などです。
真の国際人とは、日本で培った自分らしさを土台に、国籍や立場の異なる人々の中でも、自分の考えを発信していける力、そして国際的な意見や文化の異なる環境の中においても、周囲を尊重し、ともにより良い方向を目指しながら、イニシアティブやリーダーシップを取っていける人間だと思っています。
海外で暮らしていくなかで、日本人の優秀さを強く感じてきました。一方で、真の国際性を目指すには、まだ大きな伸びしろがあるとも感じます。
そして、すべての出発点は好奇心です。そして、それを行動に移す力です。これから日本と世界を担う10代の若手が、自分の可能性を広げていけるよう、少しでも力になれればと思います。

小沼 良直
公益財団法人未来工学研究所/亜細亜大学博士課題前期「新産業論」非常勤講師
自分自身の10代を振り返ってみると、勉強やクラブ活動、趣味などで時間を使い、社会や産業に関する知識も不足していたこともあり、自分の将来の道や仕事については、本当に漠然としか考えていなかったと思います。将来の職業を本格的に考えるようになったのは、就活が近づいてからだったので、もう少し前からいろいろと考えていたら、全く違う道を進んでいたかもしれません。
今思うことは、10代においては学校生活だけではなく、広く社会との接点を持つ機会があれば、それはものすごく貴重な経験になると思います。また、10代は多少失敗しても後からいくらでもリカバリーできるので、いろいろとチャレンジして経験を積むと、たとえ上手くいかなかったとしても、それが自分自身の財産になると思います。皆様のご健闘を期待しています。

原 直誉
福岡大学シチズンサイエンス研究センター 客員研究員
私は、アニメに登場するミミズや各市町村のシンボル鳥などを手がかりに、人と自然の関係を研究しています。研究のきっかけは、ぼーっと眺めていたアニメや旅行先の街並みなど、日々の暮らしの中に転がっていました。だからこそ、みなさんにも自分の「気になる」「やってみたい」を、夢中になって追いかけてほしいと思っています。
思うようにいかなかったことも、気兼ねなく話してください。迷ったときは、次につながる情報や考える材料を持ち寄って、一緒に考えましょう。みなさんの発想から私自身も学びながら、安心して試行錯誤できる時間をつくっていきます。

菊地 乃依瑠
サイエンスメディアセンター プロジェクトマネージャー
科学技術は法律や金融と同じように重要な社会の機能の一つです。個々の知識は根拠に基づいて確立されたものであったとしても、その知識が別の分野の研究や政策立案、社会的なインパクトへどのように繋がっていくのか、その経路は複雑で、実験して確かめようとしても影響要因の特定が難しいことがほとんどです。知識の使われ方や研究活動自体を支える仕組み、社会との関係や摩擦といった、科学を「メタ」に見ることに関心がある方もぜひ参加してみてください。

原木 万紀子
東京大学 医学系研究科 医療コミュニケーション学教室 研究員
問いを立てること、それはどの行為においても研究になる探究の種になります。芸術から医学まで、日常の些細な気になることを、問いにしてその問いを深めてみるのは、その過程でまた異なる新しい知識や問いに出会える素晴らしい取り組みにつながっていくはずです。どう問いを立て育てていけば良いのか、芸術のバックグラウンドからみなさんの創造性を刺激しながらサポートができればと思います。

くもM
JASC認定サイエンスコミュニケーター、実験教室講師、ドローン講師(一等無人航空機操縦士)
学生のうちは「やってみたいこと」があっても、何から始めればいいのか分からず不安になるのが当たり前です。私も学生時代は生物の研究に興味があったものの、何から始めて良いか分からず、結局何もできませんでした。しかし、この『探究サポートラボ』を見つけ、一歩踏み出して申し込んだ時点で、みなさんはすでに大きなスタートを切っています!
ここには、みなさんの「やってみたい」に本気で向き合う専門知識を持った大人がたくさん集まっています。右も左も分からなくて大丈夫。まずは失敗を恐れず、いろいろなことに挑戦してみてください。
人生は、たった一つの挑戦で大きく動き出すことがあります。その変化が最初は小さく見えても、自分次第でどこまでも大きな未来に変えていくことができます。力になれることがあれば何でも言ってください!

森田 泰暢
福岡大学教授/福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターセンター長/一般社団法人ヒマラボ代表理事
私はもともと理系(食品科学)の分野で研究していましたが、今は文系(経営学)の分野に変わりました。イノベーションには理系文系どちらからのアプローチも重要です。自分が好奇心を抱いている領域が文系的だろうが理系的だろうが、内なる思いを大事にして、ぜひ参加してみてください。迷ったらGOです。走り始めればもう、何かが変わる音がします。皆さんのアイデアをとても楽しみにお待ちしています。

青木 裕一
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構/大学院情報科学研究科 講師、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーター
現在コメント執筆中

安本 志帆
広島市立大学大学院平和学研究科博士前期課程/高校コーディネーター/高校社会科非常勤講師
現在コメント執筆中

多田 満
国立環境研究所 客員研究員
現在コメント執筆中

田中 悠平
国立環境研究所 特別研究員
現在コメント執筆中

熊谷 英憲
学習院大学 国際文化交流学部 教授
現在コメント執筆中

飯沼 洋子
立命館大学 准教授
現在コメント執筆中

加藤 俊介
神戸大学 准教授
現在コメント執筆中

小澤 陽
横浜国立大学 准教授
現在コメント執筆中

山吉 麻子
東京科学大学 教授
現在コメント執筆中
随時、追加予定
私たちのこれまでの取り組み、目指す社会
FAQ
このほかに疑問点などありましたら、お気軽にメールでお問い合わせください。
いいえ、NPO法人の事業として実施しており、無料で参加いただけます。
はい、メンターの数が限られているため、予定採択数を超える場合、応募いただいても、やむをえず不採択とさせていただく場合があります。
はい、個人または6人以下のグループで参加可能です。
はい、在籍する学校でのテーマを探究サポートラボで深めていただいても大丈夫です。ただし、学校のカリキュラムや部活動の一環として取り組んでいる場合は教員に、一緒に取り組んでいる仲間がいる場合は関係者にご相談のうえ、お申し込みください。
はい、探究サポートプログラムとしては、特に制限を設けていません。効果的なアドバイス(メンタリング)のために、可能な範囲でメンターにお伝えいただけると幸いです。ただし、他のプログラムのほうで制限がある場合もありますので、そちらについてはご自身でご確認ください。
上で紹介しておりますメンターなど、適切なメンターを紹介し、月に1回程度のオンラインミーティングで、参加者の取り組みに対してメンタリング(アドバイス)をいたします。
メンターの個人的なつながりなどによって、研究機関など訪問したり、実験設備を使用したり、人を紹介してもらったりすることを制限はいたしませんが、探究サポートラボという事業が参加者に提供するのは、あくまでもメンタリングとなります。
生物学や医学、数学、物理、化学、工学、環境学などの理系分野や、教育学や心理学、経済学などの文系分野、またサイエンスコミュニケーションや社会実装・事業開発を専門とするメンターがいます。
ただし、探究サポートラボが提供するのは、取り組むテーマについての専門知識・技能というより、分野が比較的近いメンターによるアドバイス(メンタリング)であり、みなさんが自ら学び試行錯誤することを促していきます。
応募いただき採択されますと、運営チームから、できるだけテーマ内容に沿った適切と思われるメンターをご紹介します。応募時にご希望をお伝えいただいても結構ですが、必ずしもご希望に添えない場合があることをご了承ください。
月に1回程度、各回1時間程度を目安としていますが、参加者とメンターとの間で柔軟に実施いただいて結構です。試験期間や学校行事なども踏まえ、メンターに相談ください。みなさんの主体的な取り組みを応援します。
開催スケジュールに記載されている期間に、中間報告会と最終発表会を開催します。みなさんに適切にフィードバックするための大切なイベントですので、原則として、各期間の中で数時間参加いただく必要があります。
みなさんが自発的に探究サポートラボに参加した記録を残すために、中間報告会と最終発表会で、みなさんの氏名と学校名、取り組みの題目を公開します。ただし、それらを伏せることもできますので、運営チームにご相談ください。
お顔や取り組み・発表風景の写真や動画を無断で公開することはありません。開催報告や事業紹介のために使わせていただくことはありますが、使用しても良いか必ず事前に連絡いたします。
お問い合わせ・取材申込み
tsl(at)jaas.science
(at)を @ に置き換えて送信してください
| 主催: | NPO法人 日本科学振興協会(JAAS) |
| 協力: | 学生団体 BrIDGE |
| 協賛: | 横浜国立大学 |









