イノベーションユース
season4

探究心で未来を照らす、好奇心に火をつける

10代の研究マインドを応援する育成型プロジェクト

研究テーマや研究計画が決まっている方はもちろんのこと
現在取り組んでいる研究のヒントがほしい方や
「アイデアはあるけれど、この内容で研究になるのかが分からない」といった方も大歓迎です。
プロの研究者や教育関係者、企業経営者など多彩なメンターが
みなさんの研究活動をサポートします

What’s New

  • 2025.5.24 : イノベーションユース season4(2025年度)公式サイトβ版を開設しました

イノベーションユースとは

10代の研究マインドを応援する育成型プロジェクトです。
主役は研究に挑戦する10代の個人またはグループ。
自らの興味関心や問題意識に基づく研究テーマでご応募いただきます。ファーストステージ(書類選考)を通過した後はプロの研究者や教育関係者、実業家など多彩なキャリアを持つメンターが伴走し、セカンドステージ(中間発表)やファイナルステージ(最終発表)に向けて研究をブラッシュアップさせていきます。

プロの研究者や実業家がメンターとして伴走するからできること

イノベーションユースが育む「3O+i」

研究を進める上で大切なのは、日常の事象を自分なりの観点で捉え直す「みる(Observe)」、その本質に迫るために仮説を立てて検証する「ほる(Overhaul)」、本質を踏まえて課題解決のアイデアを考える「うむ(Output)」という3つのプロセス。これらを繰り返した先に「イノベーション」が起こると、私たちは考えます。「みる・ほる・うむ」は研究職のみならず、すべての仕事や活動に必要なスキルです。イノベーションユースでの体験は将来にわたってみなさんの人生を豊かにしてくれることでしょう。
みる
日常の事象を自分なりに捉え直すこと。
あらゆる事象は捉え方によって異なる表情を見せるものです。じっくりと観察したり視点を変えてみたり、過去や未来の姿を想像したり、多角的・多面的に「みる」ことで、いままでとは違う何かを見出すことができます。
ほる
仮説・検証を重ねながら本質に迫ること。
「みる」ことで炙り出された課題や問題を深く掘り下げていきます。なぜそうなったのか、どうしてそれが問題なのか、こういった見方はできないかなどを考察し、仮説と検証を試みることで物事の本質に迫ることができます。
うむ
課題や問題の本質を踏まえて解決策を考えること。
「ほる」ことで見えてきた本質を踏まえて、どうしたら解決できるのか、どうなることが理想的なのかを考えます。アイデアに行き詰まったら、もう一度「みる」「ほる」に戻ってみましょう。何度も繰り返すことでより良い解に近づくことができます。

創造する

課題解決や価値創造を経てより良い社会を創ること。
人それぞれに価値観は違っても、誰もが幸せや生きがいを感じられる、より良い社会を望まない人はいないのではないでしょうか。無理をしたり頑張り過ぎたりすることなく豊かに暮らせる社会を一緒に創造してみませんか。
メンターのサポートを受けながら研究マインドを伸ばしてみませんか

イノベーションユース season4 参加方法

イノベーションユースの主役は10代のみなさんです。
個人もしくは6名以下のグループでもご参加いただけます。
下記リンク先からお申し込みください。
合計3回のステージを通して研究をブラッシュアップ

開催スケジュール

イノベーションユースでは参加者・参加チームにメンターをご紹介します。
プロの研究者や実業家のアドバイスを受けながら、
セカンドステージやファイナルステージに向けて研究を進めていきます。
2025年
6月~
これまでの振り返りセミナー
イノベーションユースがどのような事業なのか皆さんに知ってもらうために、振り返りセミナーを開催します。お時間ありましたら、ぜひご参加いただけましたら幸いです。
6月22日(日)10時~12時
申込先:https://iy2025seminar.peatix.com

オンライン説明会
より詳しい情報を知りたい場合はオンライン説明会へご参加ください。
6月14日(土)18時~ 参加登録サイト
6月19日(木)18時~ 参加登録サイト
7月1日(火)18時~   参加登録サイト
7月5日(土)17時~  参加登録サイト
7月19日(土)19時~ 参加登録サイト
7月26日(土)19時~ 参加登録サイト

事前相談会
研究テーマの立て方や研究の進め方などについてのご相談に対応いたします。
<準備中>
8月1日(金)9月30日(火)ファーストステージ(書類選考) 
選考を通過した方には研究テーマなどを考慮し、メンターをご紹介します。メンターとの面談を通して研究をブラッシュアップさせ、セカンドステージに向けて準備を進めいただきます。
11月29日(土)・30日(日)セカンドステージ(中間発表)
オンラインで発表会を開催します。
ファースト・ステージ(書類選考)を通過した10名の候補者による中間発表の場です。
プログラムは<こちら(準備中)>(開催情報は<こちら(準備中)>をご覧ください)
2026年
3月14日(土)・15日(日)
ファイナルステージ(最終発表)
オンラインで発表会を開催予定です。
ファーストステージやセカンドステージからの成長度合いや研究に対する姿勢などを総合的に勘案し、優秀者(優秀グループ)には賞状と記念品をお送りします。
プログラムは<こちら(準備中)>(開催情報は<こちら(準備中)>をご覧ください)
研究に挑戦する10代を応援します!

イノベーションユースseason4 メンター

研究に挑戦する10代のみなさんへ、メンターからのメッセージです。

大賀 哲
九州大学/日本科学振興協会

パッションフルーツは好きですか?先日、奄美のものをいただきました。一見酸っぱそうな印象ですが、甘くて美味しかったです。しかし、食べてみないとこの美味しさには出会えません。「研究は好きですか?」という質問を考えてみましょう。「わからない」「自信がない」という答えが多いかもしれません。私もそうでした。でも、やってみないと「わからない」ままです。誰もが最初の一歩を踏み出すには勇気が必要です。皆さんの新しい一歩を踏み出すお手伝いができればと思います!

酒井 章子
香港浸会大学 大学教員

研究や科学の大事なプロセスに「疑ってみる」ということがあります(批判的思考、とかいったりもします)。教科書に書いてあること、先生のいっていること、そして自分の考えていること。疑ってみることには、エネルギーや時間がいりますが、その先には新しい景色が広がっているかもしれません。そんな景色を見つけるお手伝いができればうれしいな、と思っています。

市川 洋
海洋科学コミュニケータ

今の世の中、多くの人が「金だけ、今だけ、自分だけ」という風潮に惑わされ、自分を見失って、苦しんでいるように思います。
そうならないように、皆さんには日頃の活動の中で、いろいろな人と出会い、その人の思いを受け取り、理解する経験を通して、「広い心」と「豊かな想像力」を育んでほしいと思います。
イノベーション・ユースはその場の一つだと思います。

越後 巧
株式会社GEクリエイティブ /市民活動:藤棚新聞

観察・仮説検証・解決アイデアまでできたら社会実装させてみませんか。事業として離陸して初めてイノベーションと言えるものになるので、ぜひ皆さんとそれを目指しましょう!

駒井 章治
IPUT Tokyo/国際高等研究所

若い皆さんと一緒に地に足を付けて,難しい世の中に立ち向かわねば,どうにもならない状況にまで来ていると思っています.皆で力を合わせてありたい未来をソウゾウしていきましょう!!

馬場 基彰
横浜国立大学 准教授 

なんのために生まれて、なにをして生きるのか。
なにが君のしあわせ、なにをしてよろこぶ。
ご存じ、アンパンマンのマーチの歌詞です(作詞:やなせたかし)。いまいちど、自分がなにを欲するのか見つめ直してみましょう。好奇心でも、お金でも、名誉でも、家族でも構いません。みなさんがなにをすべきか、みなさんの心の中にヒントがあるはずです。

KIWAMU
シンクタンク研究員/元大学教員

私は「研究する」ことも好きなのですが、「研究」そのものが好きということもあり、どうすれば自分や他の人の興味関心のある分野や好きな研究対象を多くの人に共有できるかを考えながら日々ちびちびと活動をしています。
イノベーション・ユースという場に参加してくれた皆さんとはそんな思いも共有できるのではないかと考えています。
この経験を通して自分なりの「研究」に対する考えやそれの伝え方などを見つけてもらえれば嬉しいです!

佐伯 恵太
フリーランス

研究とは、多大な時間を要する営みです。コスパやタイパという言葉が流行している今、なかなかハードルの高いものに感じられるかもしれません。しかし、一度でも自分が「没頭」できる何かを見つけられたなら、そこに費やした時間はかけがえのない財産になります。
AIの飛躍的な進歩により、今後社会全体のあり方が大きく変わっていくことでしょう。どんな業種、どんな仕事に就けば「安心」と言えるのか、わかりません。
そんな時代だからこそ、何かに「挑戦」することが大切で、そこで得られた唯一無二の知識や経験が、未来を切り拓く大きな力になることと思います。皆さんの挑戦を応援しています!

山吉 麻子
東京科学大学 教授

現在コメント執筆中

小野 悠
豊橋技術科学大学 准教授

現在コメント執筆中

雲財 寛
広島大学大学院人間社会科学研究科 

現在コメント執筆中

藤岡 正喜
大阪公立大学大学院医学研究科 大学教員

現在コメント執筆中

小沼 良直
公益財団法人未来工学研究所 研究参与

現在コメント執筆中

青木 裕一
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構/大学院情報科学研究科 講師、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーター

現在コメント執筆中

峰 宗太郎
医師・薬剤師・ウイルス学/ワクチン学研究者

現在コメント執筆中

菊地 乃依瑠
研究開発戦略センターフェロー、Science Media Centre of Japan メディアオフィサー 

現在コメント執筆中

田中 悠平
国立環境研究所 特別研究員 

現在コメント執筆中

随時、追加予定

挑戦してみたいけど、まだ少し不安な方のために

FAQ

よくある質問をまとめました。
このほかに疑問点などありましたら、お気軽にメールでお問い合わせください。
参加費は必要ですか

無料です。
ただし、研究に必要な資料や資材などはすべて参加者にご負担いただきます。保護者や教員とご相談ください。

1人でも応募できますか

できます。イノベーションユースは10代の個人または6名以下のグループで参加可能です。

小学生の場合は保護者の方の同席が必要です。

大学生や高専生の場合は研究室に未所属の方のみ応募可能です。

研究をやったことがないのですが、大丈夫ですか

大丈夫です。研究テーマがまだ決まっていない場合でも「こんな社会課題を解決したい」「これについて掘り下げたい」などのアイデアがあれば応募可能です。プロの研究者や教育関係者、実業家など多彩なキャリアを有するメンターが、皆さんの研究活動をサポートします。

いま取り組んでいる研究でエントリーしても良いですか

大丈夫です。ただし、学校のカリキュラムや部活動の一環として取り組んでいる場合は教員に、共同研究者や一緒に研究しているパートナーがいる場合は関係者にご相談のうえ、お申し込みください。

応募の際に研究計画書や論文などが必要ですか

不要です。研究を円滑に進めるために提出していただくことは可能ですが、それらの書類がなくても問題ありません。

メンターにはどんな人がいますか
また、どんなサポートを受けられますか

イノベーションユースにはプロの研究者や教育関連の仕事に従事している人、企業経営者、音楽家など、多彩なキャリアを持つ人材が在籍していますので、みなさんの研究テーマや課題感などを踏まえて適任と思われるメンターをご紹介します。

メンターとはオンライン面談やメールでコミュニケーションを取ってください。論文や資料の探し方、アンケートの取り方などの具体的な質問だけでなく、どのようにして研究を進めていけばよいのか、どうしたらテーマをもっと深く掘り下げられるのかといった相談も可能です。

どうしたら高く評価されますか

イノベーションユースは研究成果を競うコンテストではありません。プロジェクトを通して研究内容が進化し、参加者の研究マインドが育まれることを重視します。

イノベーションユース PR動画ver.01 ※音量にご注意ください

お問い合わせ・取材申込み

innovation_youth(at)jaas.science

(at)を @ に置き換えて送信してください

主催:イノベーションユース組織委員会・日本科学振興協会
共催:九州大学アジアオセアニア研究教育機構社会クラスター
協力:文部科学省 トビタテ!留学 Japan
政治社会学会

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