学生アイデアファクトリー2025 サマーキャンプを実施しました!

今年もサマーキャンプの季節がやってきました。そして、今年もあっという間の2泊3日でした。
学部生らの自主研究を応援する「学生アイデアファクトリー」ですが、2023年に始まり、今年で3年目。サマーキャンプは毎年7月上旬のこの時期に開催していますが、昨年から2泊3日にパワーアップして実施しています。今年は学生同士が研究アイデアを発表し、ディスカッションできる時間を大幅に増やし、さらに充実したサマーキャンプになったように思います。
また、学生アイデアファクトリーAlumni(卒業生)による組織「SparVeX」も立ち上がり、先輩参加者として独自の強みや経験を活かして大活躍してくれました。横のつながりに加え、縦のつながりも醸成していくという学生アイデアファクトリーの当初からの狙いが現実になりつつあります。プログラムへの参加学生総数は3年間で約100名に!未来の科学を支えるといっても過言ではないこのネットワーク、次はあなたの仲間入りをお待ちしています。
3日目の最後のセッションは「シャウトアウト」と言って、サマーキャンプを通して得たことや、もっとやりたいことを一人ずつ発表するのですが、それぞれの参加者が、様々な経験や気付き、成長を言葉にしてくれます。本当に貴重な3日間を過ごしたことが分かり、毎年、震えるほどに感動してしまいます。
学生アイデアファクトリーは、これが始まりで、ここから10月のファイナルプレゼンテーションに向けて駆け抜けていきますが、この記事をご覧いただいた皆さんには、是非ファイナルプレゼンテーションで、参加学生の勇姿を見届け、今後の成長・活躍を応援していただければと思います。

学生アイデアファクトリー2025 実行委員長
深澤 知憲(日本科学振興協会 代表理事)
太田 航(日本科学振興協会 JAASフェロー)