2024年11月3日(日)に横浜市西区で開催された「へそ祭り」にて、「オリジナル香水をつくろう!」と題した親子向けの実験ワークを実施しました。
主催:学生サイエンスコミュニティCurioSeeds、日本科学振興協会(JAAS)
後援:ハーバルインデックス
協賛:横浜国立大学
場所:神奈川県横浜市西区中央2-13-2 藤棚デパートメント
日時:2024年11月3日(日)12時~14時
実施内容など
約20人の小学生や未就学児、保護者の方々に、6種類のエッセンシャルオイルをそれぞれブレンドして、オルジナルの香水をつくってもらいました。本実験ワークでは、
- 「仮説→実験→考察」を繰り返すことで、新しい事実の発見に繋がること
- 同じ香水であっても、人によって感じ方が異なること
を実際に体験してもらいました。これによって、こどもたちの好奇心・科学的思考を養うことを意図した構成としました。
今回使用した以下6種類のエッセンシャルオイルは、ハーバルインデックスより提供いただきました。
※本実験ワークは、エッセンシャルオイルの扱いを参加者にレクチャーした上で実施しています。上記リンク先にもある使用上の注意に加えて、こどもにも安心して参加していただけるよう、配合濃度にも注意して実施しています。
開催の経緯など
今回の取り組みは、こども向けの実験ワークをお祭りの中で実施できないか?というお声かけを、へそ祭り企画実行委員からいただき、実現したものです。
「へそ祭り」とは、西区が横浜の中心ということで「へそ祭り」と命名され、過去30年ほど続いた伝統ある秋祭りです。西前中央商店会・藤棚一番街・藤棚商店会の各商店街が主体となり、地域の保育園、幼稚園、小中学校の出演、マーチングパレードや和太鼓演奏など地域の市民団体の出演、出店などで賑わい、市民が楽しく参加できる祭りとして続いてきました。コロナ禍が開け、4年ぶりに開催するのを機に、声を掛けていただきました。
横浜のお祭りということもあり、横浜国立大学からも協賛いただきました。
また、今回の実験ワークの実施は、学生サイエンスコミュニティCurioSeedsのメンバーである、横浜国立大学と東京科学大学の大学院生5名に主導していただきました。上記ポスターの作成や事前準備、当日の実施などほぼ全てを担っていただきました。
JAASでは今後も、このような市民向けの実験ワークを実施したり、科学振興のために様々な組織を繋いだりしていきます。
文:馬場基彰(日本科学振興協会、横浜国立大学)