第4期理事会発足の挨拶

2026年6月4日(木)に開催した、日本科学振興協会(JAAS)2025年度通常総会において、第4期理事および監事が承認されました。
それに伴い、新たな役員体制が発足しました。

第4期代表理事挨拶

今般、第4期代表理事を仰せつかりました永野博(ながのひろし)です。
私はJAASが立ち上がる頃に少しお手伝いした関係でJAASに親近感をもってまいりました。
私はこれまで科学技術の政策に近い領域に関わりがあり、若手研究者支援では発足したころの「さきがけ研究21」、産学連携ではドイツのシステムの紹介、立法府とは(公社)日本工学アカデミーでの国会議員と科学者の対話の促進、国際関係ではOECDでの委員会活動などに携わりました。
JAASは「日本の科学をもっと元気に」を合言葉として草の根的に誕生しました。
現場の声が政策に反映されないことが日本の政策の弱点であり、JAASは日本にとって不可欠な存在にならなくてはいけません。
会員の皆様と一緒にJAASを盛り上げていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

永野 博

第4期代表理事としてJAASに貢献する機会をいただきました田中智之(たなかさとし)と申します。
第3期の理事および協力いただきました会員のみなさまの努力のおかげで、JAASは組織として地に足のついた状態へと移行できたのではないかと思います。
発足時は理念優先で会員規模もどのようなところに落ち着くか見えていない状況でしたが、これからはできることを着実に進めて、社会におけるJAASの存在感をさらに高めていく段階と考えております。
近年の「研究力の低下」はもはや研究関係者だけの関心事ではなく、企業活動や行政における課題とつなげて認識される機会が増えてきました。
ノーベル賞受賞者が度重なる訴えに対してもほとんど変化のなかった研究支援ですが、第7期科学技術・イノベーション基本計画では力強い表現で抜本的な強化の方針がうたわれています。研究活動を強化し、研究人材を社会に広く供給することで日本の活力を取り戻そうという大きなうねりが生まれようとしています。
また、最近の生成AIの劇的な進化や科学否定の動きは、社会全体が積極的に科学を取り込んでいくことの重要性を浮き彫りにしているように思います。
こうした変化の中、様々な属性の会員を抱えるJAASのできることはたくさんあると思います。有志が仲間とともに小さくとも確かな流れを生み出していくことが大切です。
そして社会から信頼されるJAASを作り出していきましょう。代表理事としてみなさまの活動が少しでも前に進むよう努力いたします。

田中 智之

第3期代表理事謝辞

このたび、第3期理事の任期満了に伴い、私たち北原秀治、深澤知憲は、日本科学振興協会(JAAS)の代表理事を退任することとなりました。
第3期の活動を無事に終えることができましたのは、会員の皆さまをはじめ、理事、監事、事務局、各TTやプロジェクトチームに関わってくださった皆さま、そしてJAASの活動を応援してくださった多くの方々のご理解とご協力のおかげです。心より御礼申し上げます。
第3期では、科学者同士のつながりを広げるだけでなく、若手研究者や学生の支援、科学と社会・政策との対話、他団体との連携など、JAASの活動を新たな段階へ進めるための取り組みを進めてまいりました。
まだ十分に実現できなかったことや、第4期に託すべき課題もあります。一方で、多様な立場や世代の方々がJAASに集い、それぞれの思いを持って新しい活動を生み出してくださったことは、私たちにとって何より大きな成果であり、喜びでした。
これから第4期の新しい体制でJAASの歩みが始まります。これまで積み重ねてきた活動を大切にしながら、さらに多くの人が参加し、挑戦し、科学の力で社会に貢献できる協会へと発展していくことを心から期待しています。
私たちも今後は副代表理事として、新しい代表理事を支えながら、引き続きJAASの発展に力を尽くしてまいります。立場は変わりますが、科学を通じて人と人をつなぎ、より良い未来をつくるという思いに変わりはありません。
これまで温かく支えてくださったすべての皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

日本科学振興協会 第3期 代表理事 北原秀治 深澤知憲