【レポート】第一回カセイケン政策セミナーを実施しました

3月28日、NPO法人日本科学振興協会(JAAS)と一般社団法人科学・政策と社会研究室(カセイケン)は、第一回カセイケン政策セミナー「選挙アンケートから見る日本の科学技術政策」をZoomで開催しました。

  日時:2026年3月28日(土)21:00〜22:30
  場所:オンライン(Zoom)
  アジェンダ:
    1)はじめに
    2)政策アンケートの結果
    3)参加者との対話
  参加人数:15名

科学技術政策アンケートとセミナー開催の趣旨

JAASとカセイケンでは、これまで国政選挙のたびに、各党を対象とした科学技術政策アンケートを実施してきました。
これらの取り組みは、科学技術政策を重視する有権者にとって、各党の姿勢や考え方を知る手がかりを提供することを目的としています。
一方で、アンケートの実施に加えて、その分析や論点整理、質問項目の改善に向けた継続的な検討を行う場は十分とはいえませんでした。


そこで、選挙の有無にかかわらず政策課題を議論する場として、本セミナーを企画しました。
第一回では、これまでアンケート実施を担当してきた春日氏より、質問文策定の基本方針について説明が行われました。とくに、研究者コミュニティの視点から、基礎研究をめぐる政策的論点をどのように設問化してきたのか、その考え方が共有されました。

また、各党の回答傾向をふまえつつ、研究費配分、評価のあり方、基礎研究と応用研究の位置づけについても説明がありました。
その後の意見交換では、選択と集中の「成功」や「失敗」を何によって判断するのか、人文社会科学を含む多様な学問分野にふさわしい評価とは何か、といった論点について議論が交わされました。

今後も、こうした論点をさらに深めるとともに、他の関連する議論とも連携しながら、科学技術政策に関する検討を継続していく予定です。
みなさまのご参加をお待ちしてます。
文責:吉田 智美