VTuberがポスター発表する時代〜完結篇〜

皆様、こんにちは。佐伯恵太です。

日本科学振興協会(JAAS)のキックオフミーティングでのポスター発表「SNSを使ったサイエンスコミュニケーションにおける試行錯誤」について、全三回のブログでお届けしておりまして、今回が第三回、完結篇です!

第1回:非研究者の僕と学術系VTuberがポスター発表をするまで

第2回:JAASキックオフミーティング 「みんなで作る」ポスター発表とは!?

俳優と学術系VTuberによるポスター発表という前代未聞の挑戦に向けて準備を進めてきた私たちですが、6月18日と19日に、無事本番を迎えることが出来ました。

VTuberというバーチャルの体でどうやってリアル会場での発表を実現するのでしょうか!?その答えは、こうです!

画面上に現れて発表に備える北白川かかぽさん・高遠頼さん

タブレット端末やノートPCを使ってリモートで繋がり、会場外の遠隔地からの発表や質疑応答を成立させました。

写真に写っている手は、発表者の一人で学術系VTuberのKIWAMUさん。KIWAMUさんはバーチャルの体とリアルの体の両方で活動されているので、今回の発表では私と一緒にリアル会場チームとして参加していただきました。

こちらが実際の発表の様子です。

この日はリアルの姿で登場したVTuberのKIWAMUさん・画面越しの高遠頼さん

たくさんの方に興味を持っていただくことが出来まして「VTuberさんと話してみたい!」という方々からも多数の質問やご意見をいただくことが出来ました。

発表形式そのものが、サイエンスコミュニケーションの新たな可能性を示していたのかもしれません。今回私たちにとってもはじめての試みであり、もっとこのような発表方法を活かし切る方法があったようにも思いますが、一歩目として、大変学びの多い貴重な機会となりました。当日お越しくださった皆様、ありがとうございました!

こちらは発表終了時の様子です。

最後にお知らせがあります!

今回のポスター発表の振り返りを、6月27日(月)22時から、発表者の高遠頼さんのYouTubeチャンネルにて行うこととなりました。発表者それぞれの感想から今後の展望まで色々とお話させていただきます。

YouTubeLIVEではチャットでコメントも出来ますので、サイエンスコミュニケーションの未来、VTuberの未来、JAASの未来、様々な未来について一緒に考えていければ嬉しいです。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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