第1回総会・キックオフミーティング参加者の皆様に御礼申し上げます

6月18日より始まった日本科学振興協会(JAAS)第1回総会・キックオフミーティングは、24日をもって盛況のうちに閉会を迎えることができました。

これもひとえに、参加者の皆様のおかげです。

JAASを代表して、第1回総会・キックオフミーティングの実行委員長である北原秀治、ならびにプログラム委員長である宮川剛より、御礼の言葉がございます。

北原秀治(第1回総会・キックオフミーティング 実行委員会・委員長)

日本科学振興協会第1回総会・キックオフミーティングにご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

NPO法人設立後の短期間での準備にもかかわらず、たくさんの方々にお手伝いいただき、昨日無事に終了いたしました。分野、職業を超えて皆が協働できたことを、実行委員長として誇りに思っております。

参加者の皆様から「JAASに期待してるよ!」とたくさんのお声をかけていただき、実は、少しだけ日本の科学を元気にしかけたのでは?と思いました。

このイベントで付いた小さな火を消さぬよう、共に協働していきましょう。日本の科学をもっと元気にできるまで、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

宮川剛(第1回総会・キックオフミーティング プログラム委員会・委員長)

プログラム委員長の宮川です。JAASの第1回総会・キックオフ・ミーティングが終わりました……。まずは、今回、開会式でメッセージをいただいた皆さま、ご講演いだいた先生方、パネリストの皆さま、ポスター発表をしていただいた皆さま、ご参加いただいた方々、協賛・寄付などをいただいた企業や個人の皆さま、実行委員会、プログラム委員会の皆さま、そしてこのミーティングの準備と運営にご尽力されたスタッフの皆さまに深く感謝いたします。このキックオフミーティング、JAASが2月にNPO法人として認証された直後からこの企画が始動し、開催まで僅か4ヶ月という短い準備期間で、しかも、初めての試みということで、各方面にご迷惑をおかけしてしまったこと、またこうすればよかったということが山のようにありました。反省点はしっかりと記録し、来年以降の会に活かされるようにしたいところですが、一方で、今回、18日/19日のハイブリッドの会では約300名、20日〜24日のオンラインのみのプログラムではのべ2000名以上もの方々にご参加いただくことができました。

この一週間の私自身の経験を述べますと、今回はじめてお会いしてお話しすることができた方々がたくさんいらっしゃるのですが、驚くべきことにほぼ例外なく、一人ひとりの皆さまの科学への思いとして、それぞれ独自の熱いものを感じることができました。会話をする中で、皆さまの思いと、私の中にもある「日本の科学をもっと元気に!」の思いとが共鳴し、何か別の新しいもの/アイデアが生まれる瞬間が何回かあったと感じてます。今回、ご参加された皆さまもおそらく、そういった瞬間を経験されたのではないでしょうか? この一週間のミーティングで、お台場の会場、Zoomで繋がれた世界に広がる会場の中で、そういったキラッと光る瞬間がいたるところで生じているビジュアルなイメージを今、想像してみているのですが、この想像がもし現実とそれほど遠くはない、ということであれば、このミーティングは成功だったといって良いのではないかと思います。

終わったばかりでなんなのですが、ここで生まれた新しいもの/アイデア、人と人との繋がりがありましたら、それをぜひ大切にして記憶して、何からかの形で、「日本の科学をもっと元気に」するための活動の拡大に活かしてみませんか?

5年後、20年後に、日本の科学がとても元気になっていて、そのときに、

「日本の科学がどん底を脱して、右肩上がりになった一つのきっかけとして、実はJAASのキックオフがあったと思っている。私もそこに参加していたんだ」

などと、皆さんが誇らしく言える未来。そういう世界線に仮に進んだとして、今回、ここで生まれた何と何がその実現にクリティカルであったかのは、その時になってみないとおそらくわからないでしょう。ここで生まれたものを大切にして、まずはいろいろやってみませんか?キックオフは文字通り、キックオフ。ここから始めて、日本の科学が元気になっている未来を、皆さん、実現していきましょう!

この記事を書いた人

日本科学振興協会(JAAS) 広報

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