JAASは2024年2月22日に研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)へ署名しました

日本科学振興協会(JAAS)は科学研究の成果を評価する方法の改善へのコミットメントを示すために、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)への署名を行い、2024年2月22日にNPO法人として設立2周年にあわせ同宣言への支持を表明いたしました。
DORAは、2012年、米国細胞生物学会(ASCB)において起草された研究評価のあり方に関する
勧告です。ライデン声明とともに、世界的なイニシアティブになっています。
DORAでは、論文の質を測るメトリクスとして、ジャーナルインパクトファクター(IF)が誤用されている科学界の現状を指摘し、採用・昇進・助成等個別の研究者や研究内容の評価において雑誌ベースの数量的指標を用いないことを求めています。さらに研究評価では、出版物のみならず研究のすべての成果の価値とインパクトを検討すべきであり、質的指標を含む幅広いインパクトの評価基準を考慮すべきであるとしています。詳しくはJAAS研究環境改善WGnoteの記事をご覧ください。
◆サンフランシスコ宣言(DORA) 日本語
https://sfdora.org/read/read-the-declaration-japanese/
◆研究環境改善WG note
https://note.com/jaas_reiwg/n/n6649650ac951