2022年2月22日に特定非営利活動法人としてJAASが設立され、2年が経過しました。
この間、キックオフミーティング、年次大会2023「会いに行ける科学者フェス」を開催し、まさに老若男女を問わず大変多くの方にご参加いただくことができました。
また、学生アイデアファクトリー、イノベーションユースなど、将来日本の科学の発展を担う若者を支援する活動が始動し、既に第2回開催を迎えるなど活動が根付きつつあることを大変嬉しく思います。
直近では、SciREX(サイレックス)事業と呼ばれる文部科学省補助事業において安定性と流動性を両立した研究者のキャリアパスの仕組みについての研究への協力を行ったり、日本NPOセンターと協力し、課題共有・対話・方向性を探るためのスキーム「課題ラボ」をJAAS内でも実施したりなど、着実に活動の幅が広がっていることを実感しております。
さらに、JAAS 設立 2 周年となるこのタイミングで、Declaration on Research Assessment; DORA(研究評価に関するサンフランシスコ宣言)に署名いたしました。
学術の健全で多様な発展を支持し、多様な観点で研究内容の評価を行うことは、科学振興の立場から重要な価値観であると捉えております。
JAASに科学を愛する多くの会員が集い、3年、5年と取り組みが広がっていくことを祈っております。このメッセージをお読みいただいている皆さまには、是非会員になっていただき、今後の JAAS の取り組みを応援いただければ幸いです。
「日本の科学を、もっと元気に。」していきましょう!
代表理事 北原秀治
代表理事 深澤知憲