(文責:大阪・関西万博Prj 越後巧)
JAASは徳島大学 人と地域共創センターが主催する、「徳島ロボットプログラミングクラブ」に協力させて頂いております。
それに伴い、3回にわたり講座の内容をレポートさせて頂くことになりました!
このロボット教室は、小学3年生から6年生及び中学生のみなさんに徳島大学フューチャーセンターにおいて、大学生とともに、ロボットキット「ビュート ローバー ARM(アーム)」を使ったロボットの組み立てや、ブロックを並べて作るプログラミングについてオンラインで学びます。お子さん自らがロボットを組み立て、プログラミングを行ってライントレーサー機能を実現させるというものです。
第1回目は12/25に実施されました。子供たちにとってはロボット工作自体がクリスマスプレゼントですね!素敵な活動です。
それでは当日のレポートをお送りさせて頂きます。
第1回目は、組み立て、ソフトのインストール、簡単なプログラム作成までおこないます。
講座は今回初めてオンサイト、オフサイト両方に対応したハイブリッド形式で行われております。
オンサイトは360度カメラが設置されており、全外の風景、及び発信されている方が4画面が表示され、現場の状況がよく分かるのでよりインタラクティブに進めることができます。
天候が悪化すればオンラインで参加もできますので、オンライン講座のメニューが増えれば子供たちの参加機会が増えて良いですね!
ハイブリッド型の講座が増えると良いなと率直に感じました。
まずはじめに部品の確認をします。
部品表及び実際の部品をカメラを通して確認します。説明資料と現物では色など多少違うところがあるのですが、一緒に確認してくれると安心です。また精密機器になるので取扱いの注意点を共有します。
制作に入ります。かなり細かい作業となりますが画面で作業を共有しながら慎重に進めます。間違えやすい箇所を画像上で共有し、参加者みなさんの進捗を細かく確認していきます。
そして完成!
以下オンサイトでの動作確認風景です。
明るすぎるとセンサーが動かなかったり、タイヤが回らなかったり、色々おきますが丁寧にフォローしていきます。
最後にプログラミングソフトの簡単な使い方レクチャーが行われました。
ツールボックスから「動作」を選択して配置、また手続きを矢印で接続することでプログラムを作成します。
このタイミングで参加されたお子さん達が画面に釘付けになり、プログラミングへの興味の高さがうかがえました!
次回は1月8日(日)、 第2回講座 「プログラムを作ってみよう」となります。
開催レポート、お楽しみいただければ幸いです。
「日本科学振興協会/JAAS は「誰一人取り残さず、あらゆる人々が参加することのできる科学コミュニティの形成: 科学を通じた未来社会の繁栄に向けて」の取り組みで、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナーに登録されています。